最近SLGかSRPGやりたくなったのでショップを探して、見つけてきた「ワイルドアームズ　クロスファイア」。


ワイルドアームズ クロスファイア

ワイルドアームズ　クロスファイア
対応機種：プレイステーションポータブル（PSP）
メーカー：ソニー･コンピュータエンタテインメント
（開発はメディア･ビジョンエンタテインメント）
発売日：2007年8月9日


「ワイルドアームズ」シリーズは1996年から展開しているRPGシリーズで、マカロニウェスタンとSFをごっちゃにしたような世界観などで結構な人気を誇るシリーズです。
で、「ワイルドアームズ　クロスファイア」（以下XFと表記）はシリーズ7作目で、何故かこれだけシミュレーションRPG。そして今のところワイルドアームズシリーズ最後の作品となっています。


今回は1回目ということもあり、バトルもチュートリアル的なものが多いのでストーリーやシステムの説明を中心に書いていきたいと思います。

UMDをPSPにセットしてゲームスタート。まずはプロローグから。



主人公のクラリッサは彼女に付き従うフィアースという青年と二人で、母の形見である剣を奪った男・ルパートを追っていました。
そしてやっとある町で追いつくんですが、そこに邪魔が入り、バトルとなります。



バトルは味方と敵がユニットを交互に操作するターン制ではなく、敵味方関係なく素早いユニットから順番に行動するウェイトターン制。
行動する順番を常に把握しておき、数手先を読んだプレイが求められます。

最初のバトルなのでチュートリアル性が強く、基本ルールを学びながらサクッとクリア。
ルパートには逃げられましたが、彼が落としたバッジから、彼がエレシウス王国に向かった事を突き止め、後を追うことになります。


1ヵ月後、エレシウスの港町アトレイジに到着。
情報収集をしますが大した情報はなく、北西にあるという集落に向かうことになります。

集落に向かう途中、男達に襲われている商人を発見。
先に商人を助けようとしていた白い犬と一緒に男達を追い払うことになります。
ここもバトルですが、敵はそんなに強くなく、助っ人の犬も予想外に強いため難なくクリア。
白い犬はクラリッサにひとしきりじゃれた後どこかに去り、商人から男達が「治安警衛隊」だということを聞かされます。国に雇われた警備兵みたいなものですが、実際は権力を傘に着てやりたい放題なんだそう。

その後関所に差し掛かりますが、すでに閉ざされた後。さっきの騒ぎがもう伝わったのかと思いきや、実は指名手配中の別の女性を捕まえるためでした。
クラリッサたちはその女性と協力して関所の突破を試みます。
3度目のバトルですが、ここはボスが強いため、通常はもう一つの勝利条件である関所の跳ね橋を下ろすスイッチを起動させることが目的になります。
スイッチはかなり高い所にあるので、フィアースのオリジナル（必殺技）であるウェポンボルトやさっきの女性が使うライトニングなどで狙い撃ちにしないといけません。

関所を突破した後、件の指名手配の女性はラブライナと名乗ります。でここでも加勢してくれた白い犬はトニーという彼女の飼い犬でした。
で、



突然抱きつかれるクラリッサ。
なんでもクラリッサは1年前に事故で他界した王女アレクシアに瓜二つなんだそうで、つい勘違いしてしまった模様。

目指していた集落であるポリアーシャに到着した後詳しい話を聞くと、王女が死んで国王が病に臥せった後、元老院という機関が政治を我が物にし、圧制で住民を苦しめているんだとか。
何か力になりたいというクラリッサに対し、早く国を出るよう進めるラブライナ。
とにかく一晩ここで休んでから、ということで宿を取るんですが、その深夜…



治安警衛隊の焼き討ちだーッ！
クラリッサ狙いではないようですが、とにかく早く逃げないといけません。
逃げる過程でバトルが発生し、追っ手を振り切って逃げないといけないんですが、こっちはまだレベル5だというのに敵のほとんどがレベル20という超ハンディマッチ。
まともにぶつかっていては命がいくつあっても足りないので、うまく避ける必要があります。



街のど真ん中に何故かブロックがあり、これを叩いて動かせば道を塞ぐ事ができ、時間が稼げます。
ただし「ファンタスティカ」というクラスでないと動かせないので、クラリッサをあらかじめクラスチェンジさせておきます。
（クラスチェンジは戦闘中以外ならいつでも可能。条件なども特にない）
逃げ道を塞いでいる樽もファンタスティカの攻撃でないと壊せません。

クラリッサたちはなんとか脱出しましたが、捕まった住人達は収容所に連行されてしまうようです。
クラリッサは彼らを救うことを決意します。
ラブライナが騎士団長の息子のレヴィンに連絡を取り、騎士団を動かして欲しいと頼んでくれることになりました。
程なくレヴィンからの返事が来ますが、その内容は「騎士団は動かせないけど何とかする」というもの。収容所の勝手口の鍵が同封されていました。

とにかく勝手口から侵入。レヴィンが囮になっているスキに住民を助け出す事になります。
前半戦は閉じ込められている住民を見張りに見つからないように助けるミッション。全員のクラスを「ガジェッティア」のような移動力と素早さの高いクラスにチェンジしておくと有利。見張りにターンが回ってきそうになったら見つからないように物陰に隠れる必要があります。まあ3回くらい失敗しましたが…

助け出した住民達をいったん集め、脱出しようとしますがもう少しのところで治安警衛隊に囲まれてしまいます。
武器を持つ敵に囲まれ、足がすくんでしまう住民達。そこでクラリッサは…



一世一代の賭け（演技）に出た！
死んだはずの王女アレクシアになりきって住民を鼓舞するクラリッサ。
住民達もその気になり、脱出作戦続行。

後半戦は逃げる住民達を守るミッションで、住民全員が出口まで到達するとクリア。
敵は容赦なく住民に攻撃してくるので回復役が必要なんですが、今のところ回復手段がアイテムしかないので、メンバーの誰かをアイテム師「ガジェッティア」にクラスチェンジさせておく必要があります。（XFではガジェッティア以外はアイテムを自分にしか使えないため）
作戦ですが後ろから迫ってくる敵はフィアースとトニーに任せ、ガジェッティアになったクラリッサとラブライナで住民の援護をしながら前から迫る敵の相手をします。
加勢に来たレヴィンは近くにいる敵を倒したらクラリッサたちと合流。
ボスのナナサトを倒してもクリアですが、倒すのに少々時間がかかるため戦うならクラリッサの「ロブターン」やレヴィンの「ディレイアタック」で動きを止めておいてそのスキに住民達を逃がしてからのほうがいいでしょう。

脱出に成功し、意気揚々と帰るみんなの中で、クラリッサだけ浮かない顔をしていました。
それは自分がアレクシア王女だと嘘をついたからでした。何よりも嘘をつくことが嫌いだったのに…


以上、序盤のストーリーと基本的なシステムを駆け足で紹介してみましたがどうでしょうか。
難易度的には結構高くてやりがいがあるので、頑張ってクリアを目指したいと思います。


それじゃ、今日はこのへんで。


WILD ARMS XF ORIGINAL SOUNDTRACK
ゲーム・ミュージック 織田かおり