なんか最近マイナーゲーム紹介ブログになってきているけど気にしない!
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できる!ゲームセンター
対応機種:プレイステーション
ジャンル:経営シミュレーション
メーカー:ショウエイシステム
発売日:1999年1月14日
<ゲームアーカイブス>
対応機種:プレイステーションポータブル/
プレイステーション3
発売日:2008年9月10日 |
経営ゲームの中でも珍しいゲームセンター経営シミュレーション。
チュートリアルを兼ねているシナリオモードと、1978年~1998年の20年間ゲームセンターを倒産から守り通す経営モードの2種類のモードを収録しています。
正直経営ゲームとしてはイマイチかもしれません。筐体(ゲーム台)に基盤(ソフトに相当)を入れて、お客の流れを考えて配置して、スタッフを必要数雇えば後は基本見てるだけ。大きなイベントとかないし、クリアするだけなら割といいかげんな経営でもいけますし。あと値段設定もおかしいですし。(基盤が1つ数千円なのに改装費用が10万って…)ゲームスピードが5段階に変えられる(最高速度は本当に速い)のはいいんですが。
でも、80年代~90年代、ゲーセンに入り浸っていた人にはとても懐かしく、そしてとても面白く感じる事でしょう。
3ヶ月ごとに新作ゲーム基盤が出るんですが、この名称が実際にあったゲームのパロディになってます。
具体的には
「スペースインバーター」に始まり
「ラビウス」「ジャラガ」「テロリス」「ぴよぴよ」「ストリームファイター2」「サムライスプライツ」「19-42」などなどなど。有名どころからそれ誰が知ってるんだという超マイナーまで実に
1000種類以上のゲーム(のパロディ)が登場するんです。当時流通してたアーケードゲームはほぼ網羅してるんじゃないでしょうか。
こうなるとやることは1つ。
あの時自分が夢見ていた理想のゲーセンをモニター上で実現する!
たとえば「自分は格ゲーが好きなので全台対戦用筐体にして格ゲー入れまくる」
「店内最奥にテーブル筐体置いてレトロゲームを稼動させる」
「大型筐体入れまくって体感ゲームだらけにする」
「いっそビデオゲーム全撤去してUFOキャッチャーとプリクラで経営する」…など、
難易度が低いからこそ自分だけのゲーセンを思い通りに作れるわけです。
ただ、ゲームにはそれぞれ人気度があり(☆の数で表示される)、☆5の時はどんどんプレイしてくれるけど☆1とかだと人気ジャンルでもない限り誰も寄り付かない、というシビアな面も。(人気度は時間とともに減少します。なかなか減らない良作もあればほんの数ヶ月で☆5→☆2になるゲームも)
せめて筐体は最新のものを使うとか、最新ゲームもある程度入れたりする必要もあります。倒産したら元も子もありませんし。
ゲームは1998年8月で終了するんですが、現実のゲーセン業界ではここから音ゲーを始めとする専用筐体ゲームの台頭や、ゲーセンのアミューズメントパーク化など激動の時代を迎えます。もしリメイク版とかあったら是非2008年までプレイできる30年モードが欲しいところです。
そうしたらどうしましょう?とりあえず
「ストリームファイター0」「ストリームファイター」「ストリームファイター2」「ストリームファイター3」「ストリームファイター4」を横一列に並べる事から始めましょうか。
それじゃ、今日はこのへんで。