ゲームにおける自主規制団体であるCERO（コンピュータエンターテインメントレーティング機構）。
うちのブログでも1年くらい前にCEROレーティングについて書いてたんですが、最近CERO絡みのニュースがちょっとネットを騒がせているようです。

問題になっているのは6月23日に発売されたPS3用ソフト「メルルのアトリエ～アーランドの錬金術師3～」。
他のゲームと同じように、このゲームもCEROの審査を受け、その結果「CERO A」（全年齢対象）と判定され発売されたんですが、7月27日にCERO Aとしては不適切な部分が発見され、レーティングが取り消しに。これに合わせ、メーカーのガストはこのソフトを一時出荷停止したということです。⇒ガジェット通信さん

うちのブログでも書いたように、審査は現物のゲームではなく、そのゲームの映像や各種資料を使って行うんだそうですが、今回は問題のシーンがその資料の中に含まれていなかったことが事の発端のようです。
（その問題のシーンがどのようなものなのかははっきりしていませんが…）


今回はうっかりミスでしょうけど、悪質なメーカーだと故意に資料を書き換えて実際とは違うレーティングで通ってしまったりとかやりそうでちょっと恐いですね…

今回の事を受け、ガストは再審査を受けた上で出荷を再開する意向のようですが、レーティングの審査方法などについて議論が起こるかもしれません。CEROも再発防止のため、審査の基準などを厳しくしてくるかもしれませんね。


それじゃ、今日はこのへんで。
 

トトリのアトリエ~アーランドの錬金術士2~(通常版)