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以前にも言ったと思うんですが、1994年にゲーム機戦争が勃発してからしばらく、いろんなメーカーから様々なゲーム機が次々に発売されました。
その中には、知名度が上がらず売り上げを伸ばす事ができないまま忘れ去られていったゲーム機もたくさんありました。
今回はそういったゲーム機の中から、比較的話題に上りやすい5つをまとめて紹介したいと思います。
(販売台数のデータは、ゲームハードの売り上げWikiより抜粋しました)
R・E・A・L 3DO (FZ-1)本体 【3DO】
3DO REAL
メーカー:松下電器産業
発売日:1994年3月20日
販売台数:72万台
日本ではプレイステーションやセガサターンより早く32ビットのCPUを持つゲーム機として発売された3DO REAL。
しかし「情報家電」という位置づけで発売されたためゲームショップでなく電器店で発売された事や、ゲーム雑誌であまり紹介されなかったこと、初期の対応ソフトのほとんどが日本人にはとっつきにくい「洋ゲー」(輸入ゲーム)だった事などからあまり普及しませんでした。
知名度の高いソフトも「スーパーストリートファイターII X」と「Dの食卓」、「ポリスノーツ」くらいで、プレステやサターンに追いつけず、NINTENDO64が発売されたあたりでユーザーから完全に忘れ去られてしまいました。
対応ソフトは211本。性能は良かったんですがソフトの質のせいで早々に消える事となった悲運のゲーム機と言えそうです。
(※Amazonで取り扱いがなかったので画像無しです)
プレイディア
メーカー:バンダイ
発売日:1994年9月23日
販売台数:?
バンダイから発売されたプレイディアは小学生をメインターゲットにしており、ソフトも知育ソフトやキャラクター物がほとんどを占めていました。
セガサターンやプレイステーションに比べて安価でしたがその分性能が劣り、サードパーティー(ゲーム機メーカー以外のソフトメーカー)が現れなかったことやゲームショップでの取り扱いも少なかったこともあり、あまり売れなかったようです。
対応ソフトは33本。アクション性の高いゲームは皆無で、クイズゲームやデータベースといったジャンルが中心でした。
PC-FX 本体
PC-FX
メーカー:NECホームエレクトロニクス
発売日:1994年12月23日
販売台数:40万台
PCエンジンの後継機であるPC-FX。家庭用ゲーム機としては初めて縦置きのデザインを採用していました。
性能ですが、同世代のゲーム機に比べるとアニメーションを扱う能力が非常に優れており、それを生かしたソフトも多数発売されました。
しかし3Dポリゴンを扱う能力がなく3Dゲームが全く発売されなかった事や購入のきっかけとなる「キラーソフト」が用意できなかった事、結果的にアニメゲームやギャルゲーといった特定のファン向けのソフトばかりが発売されていた事で普及が進まず、NECホームエレクトロニクスはゲーム事業から撤退する事になってしまいました。
対応ゲームは62本。本体と同時発売された「バトルヒート」や、プレステやサターンに移植された「ブルーブレイカー ~剣よりも微笑みを~」などが比較的有名です。
バーチャルボーイ (本体) 【バーチャルボーイ】
バーチャルボーイ
メーカー:任天堂
発売日:1995年7月21日
販売台数:63万台
Nintendo3DSに先駆ける事16年、日本初の3Dゲーム機となるバーチャルボーイは、ゴーグルのような本体の中にゲーム画面があり、これを覗き込むようにしてプレイします。
ちなみに非常に目が疲れるため、全てのソフトに30分ごとに自動的に休憩時間になる機能が搭載されていました。
画面が赤黒のモノトーンだったため立体感が表現できないゲーム雑誌の紹介記事などではあまり映えませんでした。
また机に置いて使うためプレイ中に自由に動く事ができず、外から画面が見えないためプレイヤー以外には何をやっているのかすらわからない構造だったため、大勢でゲームを遊ぶ子供に受け入れられず、発売からわずか数ヶ月で市場から消えていきました。
対応ソフトは19本。代表作は「レッドアラーム」や「マリオクラッシュ」など。
ちなみに、目を酷使するところから「目に悪い」と言う噂も立ちましたが、実は目の筋肉が鍛えられるので逆に目がよくなるという研究結果もあるようです。
(※こちらもAmazonで取り扱いがなかったので画像無しです)
ピピンアットマーク(Pippin @.)
メーカー:バンダイ
発売日:1996年3月28日
販売台数:4万台
バンダイとアップルコンピュータが共同開発したピピンアットマークは、デフォルトでモデムを搭載しており、インターネットに接続する事ができました。
しかし肝心のインターネット接続によってどう進化していくのか、それによってユーザーがどんな得をするのかというビジョンがまったく提示できず、非常に高価だったことや目玉ゲームがガンダム関連しかなかったこともあり売上が振るわず、発売から2年後にバンダイはゲーム機事業から事実上撤退してしまいました。
世界で一番売れなかったゲーム機とも言われています。
対応ソフトは17本。うち約4割にあたる7本がガンダム関連でした。
なお、1996年当時は”@(アットマーク)”は日本ではまだ馴染みは薄く、@の読み方をこれで知ったという人は結構いたようです。
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