（4/5更新…Amazonのリンク先がいつの間にか通常版のものになってたので修正しました）

東日本大震災が起こってそろそろ三週間になりますが、さまざまな個人･企業から支援の手が差し伸べられています。ゲーム業界からも然り。

で、今日はその中の一つのおはなし。
ゲーム会社「プロトタイプ」が、planetarian ~ちいさなほしのゆめ~ 東北地方太平洋沖地震被災地チャリティー版というゲームソフトの発売を発表しました。

planetarian ~ちいさなほしのゆめ~ 東北地方太平洋沖地震被災地チャリティー版 対応機種：プレイステーションポータブル（PSP） ジャンル：デジタルノベル メーカー：プロトタイプ 発売日：2011年5月12日（予定） 公式サイトはこちら

「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」はもともと2004年にWindows用ゲームとしてKeyから発売されたもので、2006年にPS2版、2009年にPSP版がプロトタイプから発売されています。

舞台は世界大戦後の荒廃した近未来。
廃墟からまだ使えそうなものを探して売る「屑屋」を生業とする主人公が、デパートのプラネタリウム館の廃墟で「ほしのゆめみ」という名の少女型コンパニオンロボットと出会うところから物語は始まります。

わたくしは未プレイなのでこれ以上のことは言えませんが、調べてみたところいわゆる「泣きゲー」のようです。てか２回も移植されてるところを見るに結構な人気作なんじゃ…。


実はこのゲーム、PSP版はダウンロード販売こそされているものの、パッケージ版はイベントで2日間会場で限定販売されたのみで、「幻のパッケージ版」と言われていたそうです。
それが今回、チャリティー版として再び発売される事に。プロトタイプはこのソフトで得られた利益の全てを日本赤十字社へ義援金として寄付することにしているそうです。
ダウンロード販売のソフトやゲーム内アイテムの収益金を寄付に当てるのは色んなメーカーがやってますが、パッケージ版で同様の事をするのはこれが初めてということで、いろんな意味で貴重な一本となりそうです。


それじゃ、今日はこのへんで。