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NEOGEO メーカー:SNK 発売日:1991年7月1日 (レンタルとしては1990年から) 販売台数:100万台は売れたらしい |
ネオジオは家庭用ゲーム機としては特殊な部類に入るゲーム機で、アーケード用(ゲームセンター/業務用)とコンシューマー用(家庭用)が同時発売されました。(家庭用は最初はレンタルビデオ店でのレンタルでしたが、1991年に一般発売が開始されました)
業務用と家庭用は全くの同性能であり(その証明に業務用のカートリッジがそのまま家庭用でも使用可能)、そのため、ネオジオはゲームセンターで遊べるゲームがそのまま家庭でも遊べるという夢のゲーム機でもあったのです。
性能も当時の家庭用ゲーム機としてはぶっちぎりの高性能でしたがその分値段がものすごいことになり本体58000円、ソフトは物によりますがおよそ一本30000円という超高額設定。これでは一般に普及するはずはありませんが、当時の家庭用ゲーム機ではゲームセンターで稼動するアーケードゲームの完全移植など性能的に夢のまた夢であり、「ゲーセンのゲームをそのまま家でも遊びたい」という欲求を満たすゲーム機はネオジオだけでした。そこがお金に糸目をつけないマニア層などのハートを鷲づかみにし、結構な人気になりました。
ソフトの発売タイトルは当時大ブームだった対戦型格闘アクションゲームが中心でした。「餓狼伝説」「龍虎の拳」「サムライスピリッツ」の各シリーズ、現在も続編が出続けている「キングオブファイターズ」シリーズなどが有名です。
ネオジオCD メーカー:SNK 発売日:1994年9月9日 販売台数:? |
1994年には一般普及を狙ってネオジオCDが発売。ソフト媒体をCD-ROMにすることでソフトの値段は7000円程度に落ち着き、本体もお手頃価格になりぐっと手が届きやすくなりました。またアーケードで出たゲームが1~2ヵ月後には家でもプレイ出来るという点も売りでした。
しかしソフトの大容量がたたってロード時間が長くなり(30秒~1分、長いもので3分)、ロード自体も頻繁に入るため快適なプレイというわけにはいかなかったようです。
1996年にCD-ROMドライブを倍速にした「ネオジオCD-Z」が発売されましたが、読み込み速度が2倍になったところで焼け石に水、根本的な解決にはなりませんでした。ソフトもアーケードの移植作ばかりでオリジナルタイトルがほとんど発売されなかったことからプレイステーションやセガサターンに大きく水を開けられ、ネオジオより短命(5年)で終わってしまいました。
ネオジオポケット |
1998年にネオジオポケット発売。ゲームボーイカラー発売の1週間後に発売されたこと、キャッチフレーズが「I'm not BOY」だったことからもゲームボーイカラーに対抗して発売された事は明らかですが画面がモノクロだったため売上が伸びず、5ヵ月後にはカラー版が発売される事になります。
大人向けのソフトが充実していましたしそれ以外にも質のいいソフトがあったんですが、認知度はいまひとつでネオジオファンからも受けが悪くあまり売れず、2001年にメーカーのSNKが倒産する一因とも言われています。
ネオジオCDもネオジオポケットも失敗に終わりましたが当のネオジオはSNKの知的財産権を受け継いだSNKプレイモアによって2004年までソフトが発売され続けました。発売開始から14年、意外と長寿なゲーム機でした。
ネオジオのゲームは様々なゲーム機に移植されており、今も多くのプレイヤーに愛されています。現在ではバーチャルコンソールやゲームアーカイブス、Xbox Live Arcadeで一部のゲームがプレイ出来ます。
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