さて久しぶりにゲーム機のはなしでもしようかなっと。
15回目の今回は
ニンテンドーゲームキューブでいきます。
NINTENDO GAMECUBE本体 バイオレット
ニンテンドーゲームキューブ
メーカー:任天堂
発売日:2001年9月14日
販売台数:404万台(
Wikipediaより)
任天堂がゲーム業界における復権をかけて世に送り出したNintendo64の後継機、ゲームキューブ。
ソフト媒体は任天堂初となる光ディスクが採用され、コントローラーもNintendo64に比べてコンパクトなものになりました。
性能ですが、グラフィック面ではプレイステーション2に勝り、ソフトの読み込み時間も短く快適にプレイできます。
またソフト開発が難しいためソフト不足を招いたNintendo64の失敗を活かし、ソフト開発がしやすいように設計されました。
PS2のライバル機として世に送り出されたゲームキューブでしたが、Nintendo64との互換性が無い、DVDプレイヤーとして使えないという欠点もあり、なによりPS2よりもかなり遅れての発売だった事もあり、低年齢層には受けたもののゲーム機本体はNintendo64よりも売れず、PS2を追い抜くことはできませんでした。
ソフトは数は少ないものの、「
ピクミン」や「
大乱闘スマッシュブラザーズDX」、「
バテンカイトス」など評価の高いものも多かったんですが、すでに多くのユーザーがPS2にシフトしていたためになかなか話題に上がらず、ミリオンセラーも殆ど出ませんでした。
「Wii」が発売された2006年に本体の製造・ソフトリリース共に終了。同時にゲームキューブ本体はゲームショップから姿を消しますが、Wiiがゲームキューブとの互換性を持ち、ゲームキューブ用のコントローラーも使えることからゲームキューブのソフトが再評価される事になり、「
ガチャフォース」など一部のソフトが再販されました。
またゲームキューブ本体はWiiを持っていて、ゲームボーイプレーヤーなどの周辺機器を使わない人にとってはほぼ無用の長物ですが、ゲームキューブ用コントローラーはWii専用ソフトでも使えることがあるため需要も多く、お店によっては
本体よりもコントローラーの方が高いという現象も見受けられます。
(Amazonで確認しましたが、やはり本体とコントローラーの値段は大して変わりませんでした)
任天堂製のゲーム機は頑丈な事で知られていますが、ゲームキューブは特に耐久性が高い事で知られています。
なんでも、
高い所から落とそうがハンマーでぶん殴ろうが車で引きずり回そうが真っ二つにされようが普通に起動するそうで…
動画もあるそうなので探してみてはいかがでしょうか。
またそんな頑丈さや形がほぼ立方体なこと、手元に手繰り寄せるための取っ手がついていることから冗談半分で
鈍器と呼んでいる人も…
それじゃ、今日はこのへんで。
大乱闘スマッシュブラザーズDX