正直、このシリーズ読んでくれる人いるのかなあとか思いつつ第5回、スーパーファミコンです。
ちなみに「スーパーファミリーコンピュータ」の略称ではありません。
「スーパーファミコン」で正式名称です。

スーパーファミコン メーカー：任天堂 発売日：1990年11月21日 販売台数：約1717万台（Wikipediaより）

1990年、PCエンジンやメガドライブといった競合他社のハードに対抗するべく、ファミリーコンピュータの後継機として発売されたスーパーファミコン。
その性能は当時としては最先端で、特に画面の背景を多重にスクロールさせたり拡大・縮小・回転させることに優れていました。
発売年には9本のソフトが発売され、特に「スーパーマリオワールド」と「F-ZERO」は人気が沸騰し、品薄状態がしばらく続きました。

その後もソフトは続々と発売され、2年後の1992年の時点で200タイトルを突破。この中には「ファイナルファンタジーIV」「ドラゴンクエストV」「マリオカート」「ストリートファイターII」などの人気ソフトも含まれ、ゲーム機市場のトップに立つ原動力になりました。この状況は、1994年、プレイステーションやセガサターンなどが発売された後もしばらく続くことになります。

ただ、この頃から大容量化によるソフト価格の高騰が進み、一本1万円前後などという現在では考えられない価格のソフトが当たり前のように発売されていました。
そのせいもあり1996年あたりから徐々にプレイステーションに押されていきます。同年後継機のNintendo64も発売されたこともあり、対応ソフトもだんだん少なくなっていきます。

1997年には「ニンテンドウパワー」のサービスが開始。これは専用のカートリッジを近所のローソンに持っていくと有料でゲームの書き換えをしてくれるというサービスで、以降新作ソフトのリリースはこのニンテンドウパワーによるものが主流になります。

2000年には新作ソフトの発売が終了し、2002年にはローソンでのニンテンドウパワーのサービスを終了。そして翌2003年に生産を停止し、13年の歴史に幕を閉じます。


スーパーファミコンはさまざまなゲーム機の中でも特に名作が多いとされ、現在でも根強い人気を誇るゲーム機です。今でも一部の中古ショップでは取り扱いもありますし、対応ソフトの一部はバーチャルコンソールでも遊ぶ事ができます。


それじゃ、今日はこのへんで。

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