基本、ゲームソフトは中古で済ましているわたくしですが。
中古ゲーマーにとっての楽しみの一つが「隠れた名作探し」。
店の端っこに置かれている、微妙な値段の無名ゲームソフトを見ると
「これどんなゲームなんだろう、もしかして無名だけど名作なのかも!」とか思っちゃったり。
というわけで今回プレイするソフトは、
世界はあたしでまわってる 光と闇のプリンセス
対応機種:プレイステーションポータブル
ジャンル:あたしのためのRPG
メーカー:GAE(グローバル・A・エンタテインメント)
発売日:2009年7月9日
(2008年6月12日に発売されたニンテンドーDS版の改訂版)
いいとこ出の女の子が冒険者になってわがままし放題のRPGらしい。
なんかすげえ面白そう。
あ、今回は攻略情報一切見ないで行こうと思います。
まずはオープニングストーリー。
主人公アンジェラは15歳の超わがままな貴族の娘さん。
今まで欲しいと思ったものは何でも手に入った彼女が目下欲しがってるのはイケメン彼氏。
そして屋敷で開かれた舞踏会に参加していた冒険者(イケメンLV99)にいきなり愛の告白。
しかし5分で玉砕。
しかも「
冗談は自分の人生だけにしなさい」と全否定される主人公。(つーか斬新な台詞だ)
「一人前の冒険者になったらまたお会いしましょう」といって帰っていく冒険者(イケメンLV99)。
普通ここまで言われるとヘコむもんですが、
彼女はいままで待ってさえいればなんでも手に入った自分の境遇を見つめなおし、
「これからは欲しいものは自分の力で手に入れる!」
とばかりに冒険の旅へ…
慌てた父親は国一番の戦士ネロに娘のボディーガードを依頼。しかしネロは
「
守ってやってたらいつまでたっても一人前の冒険者になれない。逆に邪魔をして鍛えてやろう」
と先回りしてこっそりアンジェラに試練を与えるのだった…
いいなあこういうノリ。
んじゃとりあえずスタート。
まずは「グラスタウン」という町を訪れるアンジェラ。
(そういや名前固定なのね。説明書やオープニングでは「あなた」って呼ばれるんだけど)
そこに町長がやってきて「町を荒らすワーネコを3体退治してください」と頼んできます。
まあ全部ネロの仕込みなんですが。
装備を整えてワーネコが出没する森へ向かいます。
道中のザコモンスターはほぼ一撃。ただ先制攻撃されることが多いので注意。
回復薬は複数持っておきたいところ。
森に到着すると、しゃべるフクロウが現れ、ここにはワーネコが1匹しかいないと告げます。
しかし頼まれたのは3体。他に近くに森は無い。じゃあどうするか。
正解:
森を増やす
ここでこのゲーム最大の特徴である「わがまま」について。
移動中や戦闘中、アンジェラはWPを消費して「わがまま」を言うことができます。
いわゆる魔法の一種なんですが、説明書を見る限りその効果がスゴイ。
- 「ビンボーは嫌いよ」:戦闘終了後の戦利金が多くなる
- 「魔物やアイテム見つけたい」:敵の出現率UP
- 「あんたらじゃまよ」:敵が帰っていく
- 「地形が気に入らない」:今いる場所の地形が変わる
- 「クエストめんどくさーい」:依頼を解決した事にする
一番最後のRPGの根幹揺るがしすぎだろ…
まあ最初はほとんど使えないんですが。
えー、つまりここでは「地形が気に入らない」とわがままを言って、
平地を森に変えてしまえばいいわけです。
そこを調べればワーネコが現れるのでちょちょいとやっつければOK。
ただ攻撃力高めなので回復薬は忘れないように。
つーかわがまま一つで天変地異起こせるアンジェラって一体…
ちなみにここでイベント発生。「もっとわがまま言いたい」と思ったアンジェラが
唐突に変身。
あんまり唐突なので影で見ていたネロもびっくり。
アンジェラには「
光」「
闇」の二つの性格があり、「闇」の性格に変身する事でWP最大値が上がり
より多くのわがままが言えるようになるようです。
そして依頼を解決して町まで戻ってきたアンジェラ。
お礼の品は鍵。これで南にある門を開けて先へ進めます。
その前に宿屋で1泊。
このゲームでは宿屋で食事が取れ、取った食事によってステータスが上がります。
とりあえず今回は最大HPが1上がるマッシュポテトをオーダー。
ちなみに部屋代は無料のようです。
現在のアンジェラのレベル:3
新しく言えるようになったわがまま:
「ビンボーは嫌いよ」「もっとアイテムちょうだい」「地形が気に入らない」
冒険の旅はまだ始まったばかりだ!
それじゃ、今日はこのへんで。